いただいたお花で、ドライフラワーを作ってみたいけど、難しそう。
手早く簡単にて作ってみたいですよね。
・浴室乾燥機でどうやって作るの?
・綺麗なドライフラワーにするには?
・ドライフラワーの日持ちは?
ここでは、こんなお悩みを解決します
ドライフラワーとは

そもそもドライフラワーとは、花や葉、果実等を乾燥させて、装飾に使う物を言います。
【花をいつまでも楽しみたい】
という気持ちから、17世紀の北部ヨーロッパから文化として始まりました。
一般的には、ハンキング法という自然乾燥が昔から行われています。お花を束にして吊るしておく方法です。
しかし、種類にもよりますが乾燥までに【1週間~2週間】ほどかかります。
そこで、ドライフラワーの作り方で、一番簡単で、早く、美しく仕上がる方法をお伝えします。
浴室乾燥機でドライフラワーを作る方法
大まかな手順としては、
・麻紐などで茎をまきつける
・浴室乾燥機の下に約6時間吊るす
とても簡単ですよね!
ただ、注意点がいくつかあるので、詳しくお伝えしていきます。
麻紐などで茎をまきつける

まず、吊るすために茎に麻紐などをくくりつけましょう。麻紐などがお勧めです。
自然乾燥だと、1本ずつ吊るす方がお勧めですが、乾燥機を使用するので今回は本数が少ない事もあり、まとめて行いました。
まとめてする場合は、先に【輪ゴム】で括りつけてから麻紐をその上に括りつけると、紐が緩まないためお勧めです。
浴室乾燥機の下に約6時間吊るす

今回は軽いので、洗濯ばさみに挟んで行いました。
温風に当たってしまうとお花が傷んでしまうので、少し端に寄せて吊るすのがおススメ。
お花の種類にもよりますが、基本約6時間ほど必要です。
ただ、カスミソウや小さめの葉っぱなど、2時間ほどで乾かせるものもあったので、花材によっては様子を見ながら行いましょう。
浴室乾燥機の自動ボタンを押すと、かなり暖かい風が出てしまいます。
できれば、エコモードやタイマーなどを使用し、暖かくなりすぎないようにしましょう。
浴室乾燥機で6時間後のドライフラワー


6時間乾燥させた結果がこちらです。
カスミソウや、ブルーのデルフィニウムは早くも、2時間ほどでうまく乾燥してくれました。
水分量の多い、カーネーションやヒペリカムという果実は6時間経過後も、もう少し水分を抜きたいな、、という印象でした。
それでも、放置しておくだけで見た目は完全にドライフラワー!
とても簡単に出来上がりました!
花材によっては、6時間以上かかる場合があります。できるだけ水分量の少ない花材を選んで、ドライフラワーにすることをお勧めします。

より綺麗なドライフラワーにするために

ドライフラワーに向いているお花は?
ユリ、椿、多肉植物など、水分量の多い花材は、時間がかかり、色が悪くなってしまうので、ドライフラワーにはあまり向きません。
ドライフラワーに適しているお花は、水分が少ない花びらの多いお花で、変色しにくいものをお勧めします。
例えば
バラ、カスミソウ、アジサイ、ミモザ、スターチス、エリンジウム、千日紅、ラベンダーetc…
生花をドライフラワーにする最適なタイミング

最適なタイミングは、蕾が開ききってすぐに、乾燥させてドライフラワーにすること。
花瓶で楽しんでから、、と思いがちですが、お花が傷みだしてからだと、うまくドライフラワーが出来ません。
ポイントは、お花が悪くなってくる前に、短時間で水分を抜くことが大事になってきます。
ドライフラワーのもちは?

お花の種類にもよりますが、【約半年~1年】ほどといわれています。
飾っていて、お花がポロポロと落ちてきたら、新しいものに取り換えるタイミングとなります。
出来るだけ風通しの良い、ジメジメしていない場所に飾りましょう。
まとめ
大切な方からの記念のお花は、できればずっと飾っておきたいですよね。
浴室乾燥機があれば、手軽にドライフラワーにしていただけるので、是非試してみて下さい!

