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【後悔なし】シンクをステンレスから人工大理石へ!実体験よりデメリットもお伝え

【後悔なし】シンクをステンレスから人工大理石へ!実体験よりデメリットもお伝え


家づくりの際、キッチンをステンレスにするか、人工大理石にするか迷うポイントの一つではないでしょうか。

・人工大理石ってそもそもどんな素材?

・人工大理石のメリットデメリットは?

・人工大理石のシンクを使ってみた感想は?

moa

ここでは、こんなお悩みを解決します

ちなみに、今までステンレスを使用していましたが、マイホーム建築にあたり、ワークトップもシンクも人工大理石にしました。

結論からお伝えすると、オール人工大理石で正解でした!

では、その理由を詳しくお伝えしていきます。

キッチンの人工大理石とは?

人工大理石のキッチン

まず、人工大理石と一般的には知られていますが、細かくお話しすると

・人工大理石
・人造大理石

この2種類あります。


【人工大理石】
大理石は含まれておらず、アクリル樹脂や、ポリエステル樹脂を主とした人工素材。

【人造大理石】
天然の大理石を粉砕し、セメントや樹脂で固めた半人工素材。

人工大理石がメジャーであり、パナソニック、TOTO、LIXILなど、多くのメーカーが採用。

人造大理石はトクラスが主に販売しています。

moa

ここでは、一般的な【人工大理石】のお話をしますね。

人工大理石も、大きく2種類の性質に分かれます。

・アクリル樹脂
・ポリエステル樹脂

詳しくまとめてみると

アクリル樹脂ポリエステル樹脂
高級感
堅さ
耐候性
耐水性

※耐候性とは、変形、変色、劣化等の変質を起こしにくい性質のこと

アクリル樹脂の方が高額で、ポリエステル樹脂より汚れが落ちやすく、耐衝撃性があると一般的に言われています。

詳しい素材の性質に関しては、メーカーごとに若干変わりますので、詳しくはショールームなどで質問することをお勧めします。

キッチンを人工大理石にするメリットデメリット

メリットとデメリット

人工大理石のメリット

人工大理石はステンレスに比べてメリットが沢山ありました。

メリット

・デザインが色が豊富で選べる

・水垢が目立ちにくい

・音が静か

・浅い傷の補修が可能

デザインが色が豊富で選べる

ホワイトだけではなく、ブラックや、ベージュ、大理石調のものなど、インテリアに合わせて幅広く選んでいただけます。

ステンレスはどちらかというと無機質なイメージですが、人工大理石は、あたたかみのある、一つのテーブルのように家具に溶け込みます。

水垢が目立ちにくい

水垢が目立ちにくい人工大理石のシンク

このように、我が家はオールホワイトにしたのですが、水垢は本当に目立ちません。

夕食後に、シリコンたわしで毎日簡単に洗っているだけですが、2か月たった今でも水垢はほとんど分かりません。

ステンレスの時は、水垢が頻繁にできるので目をつぶっていた部分もありましたが、人工大理石にしてからは、きれいに保つことができています。

音が静か

ステンレスだと、水を流した時に跳ね返る音がするのですが、人工大理石は音が響きにくく静かに洗い物ができました。

浅い傷の補修が可能

ステンレスでは小傷はつきものでしたが、人工大理石はあまり目立ちません。

また、メラミンスポンジなどで軽くこすることで、小傷の修復や、汚れを落とすことも可能です。

メラニンスポンジは問題ないですが、例えば研磨剤入りスポンジで強くこすると、傷が付いたりツヤがなくなることがあるので注意しましょう。

人工大理石のデメリット

人工大理石は、メリットもあればデメリットもあります。

デメリット

・熱やシミで変色

・黄ばみが出ることがある

・もらい錆び

・割れることもある

熱やシミで変色

人工大理石が熱で変色

出典:ONE PROJECT

例えば、火にかけた直後の鍋やフライパンを、そのまま人工大理石に置いてしまうと、このように茶色く変色してしまう事があります。

ステンレスでは特に問題なかったので、気を付けなければいけないポイントですね。

黄ばみが出ることがある

人工大理石は、直射日光に弱いです。日焼けして黄ばむ場合があるので、設置場所には注意が必要です。

また、毎日掃除をしていても、数年使用すると黄ばみが出てくることがあります。

メラミンスポンジでも落ちない場合は、クリームクレンザーで軽くふき取るときれいに落ちます。

もらい錆び

人工大理石がもらい錆び

出典:ケイアンドエス

このように、錆びたものを直に置きっぱなしにすると、もらい錆びになる場合があります。

鉄製のものなど、長期間置くことは避けましょう。

割れることもある

堅くて重いものを落とすと、まれに割れることがあります。

ステンレスだとへこむにとどまりますが、人工大理石の場合は少し注意が必要です。

人工大理石のシンクを実際に使用してみて

我が家の人工大理石シンク

我が家は、WOOD ONEのキッチンの人工大理石を採用しています。

結論としては、オール人工大理石にしてよかったです!

ただはじめは、「ワークトップは人工大理石に、シンクはステンレス」にしようと悩んでいました。

しかし、この組み合わせのデメリットとして


ワークトップとシンクの間に、つなぎ目ができる

というデメリットがあると、ショールームで知りました。

どうしても素材が違うため、多少の隙間ができ、汚れが溜まる場合があるそうです。

moa

ワークトップとシンクは同じ素材の方が良いと、お勧めされました!

人工大理石シンクを実際に使用してのメリット

先ほどは、一般的なメリットデメリットをお伝えしましたが、こちらでは、個人的に使用してみてのリアルな感想をお伝えします。

使用してみてのメリット

・きれいが保てる

・インテリアに馴染んでおしゃれ

きれいが保てる

ステンレスに比べて、圧倒的に清潔感が出ます。

手垢や水垢も目立ちませんし、汚れもすぐ拭けば、きれいにふき取れます。

インテリアに馴染んでおしゃれ

ステンレスは、どうしてもキッチン天板という印象が強かったのですが、オールホワイトにすると、あたたかみが出て、普通のテーブルのような感覚で、料理をすることができます。

小物も合わせやすいのもうれしかったです。

人工大理石シンクを実際に使用してのデメリット

実際に使用してみてのデメリットもあります

実際に使用してみてのデメリット

・水がはけが悪い

・排水溝の蓋の小傷

・マットタイプは跡が気になる

水はけが悪い

ステンレスに比べて、水はけが良くないと感じました。

もしかしたら、素材で変わる可能性がありますが、我が家はマットなタイプを選択したため、水がはじきにくいと感じてしまいました。

排水溝の蓋の小傷

人工大理石のシンクにあるステンレス素材の排水溝の蓋

お目汚しすみません、、、。

排水溝の蓋に関しては、ステンレス素材です。

どうしても小傷が目立ってしまい、個人的には気になっている個所です。

メーカーによっては、プラスチックや同じ人工大理石など、素材が様々なので、このあたりも選ぶ際に注意してみて下さい。

マットタイプは跡が気になる

人工大理石の種類は、あまり深く考えず、見た目の色で選んでしまいました。

結果、少しマット素材なのですが、食器などをすこし引きずると、傷まではいかないのですが、後が残ります。

遠くからや写真などでは分からないくらいなのですが、これから購入される方は、質感も選んでいただいても良いのかなと感じました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私も、家づくりを始める前に人工大理石をネットで調べて参考にしました。

ただ、なかなか実体験でのリアルな声が出てこなかったので、今回こちらにまとめさせていただきました。

これから新しくキッチンを使われる方の、少しでも参考になれば嬉しいです。

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