おうちづくり

【まとめ】ウッドデッキのメリット・デメリット 広さの目安や施工例もご紹介

【まとめ】ウッドデッキのメリット・デメリット広さや施工例もご紹介


家づくりにおいて、ウッドデッキを付けるかどうかは大きなポイントになるのではないでしょうか。

でも、ウッドデッキはコストをかけて作るべきかどうか、、とても悩みますよね。

・天然木と人工木どっちが良いの?

・メリットデメリットが知りたい

・ウッドデッキはどんな使い方があるの?

・ウッドデッキの広さはどのくらい必要?

moa

ここでは施工例も踏まえて、こんなお悩みを解決します

ちなみに、我が家も家づくりの際に、ウッドデッキを付けるか本当に迷いました。

結論としては、LIXILのウッドデッキを付けましたが、本当に設置してよかったです。

もちろん、デメリットもありましたので、施工例も踏まえてご紹介していきますね。

ウッドデッキは天然木と人工木どっちが良いの?

ウッドデッキは天然木と人工木どっちが良いの

ウッドデッキを選択する際に、大きく2つの素材から選びます。


・天然木
・人工木

結論からお伝えすると、長期的にみると人工木がおすすめ。

直近で確認ができた、2017年度のウッドデッキ出荷統計データによると

・人口木 88.6%(212.8億円)

・天然木 11.4%(27.4億円)

※週刊エクステリア 2018.9/30 1589号(6)参照

このように、圧倒的に人口木のウッドデッキが選ばれています。

では、それぞれのメリットデメリットについてみていきましょう。

ウッドデッキ【天然木】のメリットデメリット

【天然木】のメリット

昔からある方法としては、ウッドデッキには天然木を使用するという方法。

天然木のメリット

・コストがかからない

・DIYで作ることも出来る

・木の風合いを感じられる

・表面が夏でも熱くなりにくい

コストもあまりかからず、DIYとしても設置することができます。

本物の木のあたたかさや、風合いも感じることが出来ますね。

また、夏場でも、裸足で歩くなど熱くなりにくいのも良いですね。

【天然木】のデメリット

ただし、天然木はデメリットも大きいです。

天然木のデメリット

・定期的なメンテナンスが必要

・耐久性が低い

・シロアリなど害虫対策が必要

定期的なメンテナンスが必要

天然木は、文字通り本物の木を使用しているので、メンテナンスが必要です。

ソフトウッドなどは毎年塗装が必要ですが、最終的には4.5年でボロボロになってしまう事が多いと言われています。

耐久性が低い

天然木の場合、床下からの湿気弱く、腐食もしやすい素材です。

特に、軒天がなく、雨に常にさらされてしまう場所だと、腐食を早める原因にもなります。

シロアリなど害虫対策が必要

天然木のため、シロアリなど害虫対策が必要です。

ハードウッドなど、堅い素材や、虫を寄せ付けにくい香りの樹種もあるようですが、あくまで天然木なので完全に防ぐことは難しいです。

ウッドデッキ【人工木】のメリットデメリット

【人工木】のメリットデメリット

出典:LIXIL 樹ら楽ステージ 木彫

まず、人口木とは一般的にどんなものなのか。


プラスチック製の樹脂素材と天然木を粉末にしたものを混ぜ、生成されたものです。

【人工木】のメリット

人工木のメリット

・定期的なメンテナンスが不要

・害虫や腐食の心配がない

・安全・安心な素材

定期的なメンテナンスが不要

ウッドデッキの中に樹脂が含まれているので、塗装などのメンテナンスは不要で、害虫の心配もありません。

害虫や腐食の心配がない

人口木のため、害虫や腐食の心配がありません。

また、防腐剤や害虫対策の薬剤を使用しなくても問題ないです。

安全・安心な素材

ウッドデッキに使用されている樹脂素材は、ペットボトルの蓋などに使用されるもので、安心して使用できます。

有害なものは含まれていないので、小さなお子様やペットが誤って舐めてしまったりしても、危険性は低くなっています。

moa

人工素材でも、安心して使用できるのは嬉しいね!

【人工木】のデメリット

では、ここからはデメリットについても紹介します。

人工木のデメリット

・太陽光などで表面が熱くなりやすい

・色が均一で、木の模様が出にくい

・種類によっては、雨染みと傷が目立つ

太陽光などで表面が熱くなりやすい

素材にプラスチックを含んでいるため、直射日光が当たる場合は表面が熱くなりやすいです。

夏場に裸足で歩くとかなり熱いので、軒を出すか、シェードを設置し、少し日陰にすることもお勧めです。

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色が均一で、木の模様が出にくい

機械的に作るので、天然木のような気の模様は出にくいです。

ただ、我が家でも取り入れた【LIXILの樹ら楽ステージ 木彫】は比較的本物の木に近いと感じました。

LIXIL 樹ら楽ステージ木彫

出典:LIXIL 樹ら楽ステージ 木彫

このように、線が入っており、実際に施工していただきましたが天然の木に近く、大満足でした。

雨染みと傷が目立つ

これは、実際に使用して分かったことです。

我が家のウッドデッキの画像で説明します。

ウッドデッキの傷
ウッドデッキの雨染み

布団干し竿を引きずった跡と雨染みです。

人工木のウッドデッキでも、天然木の粉末が入っているため、このようになってしまうということ。


傷に関しては、付属で【やすり】が入っているので、修繕可能。

雨染みも、全体にホースで水をかけて乾かせば、元通りになりました!

moa

木紛を多く使用しており、天然木の素材に近い分、天然木と同じように傷も雨染みも出てきました。

LIXILの樹ら楽ステージは人工木のウッドデッキトップシェアです。

天然木の粉末が多く含まれているため、色も天然木のように、経年変化し、色合いを楽しんでいただけます。

ウッドデッキの使い方と施工の広さ

次は、ウッドデッキの使い道と必要な広さについてお伝えしていきます。


ウッドデッキを作るにあたって、どんな目的で使用するのかを明確にしてから、設置をおすすめします。

実際に設置してから、やっぱりいらなかった、、となるのは避けたいですよね。

また、ウッドデッキの広さも施工で迷うポイントの一つだと思います。

一般的には

横2.5m×幅2m

と言われています。

ただし、用途によって必要な広さが変わってくるため、用途別にお伝えしていきます。

ウッドデッキ | バーベキューやカフェスペース

ウッドデッキ  バーベキューやカフェスペース

セカンドリビングとして、バーベキューやカフェスペースとして利用する方法です。


ウッドデッキだと、地べたに座ってテーブルを囲むことも出来るので、家族や友達を呼んで行うのもお勧めです。


1家族(4.5人)で行う場合、6畳(横幅2.5m×奥行3.5m)ほどあると、ゆっくり座っていただけます。

大勢(7.8人)で行う場合は、8畳(横幅4m×奥行3.5m)あると快適です。

バーベキューをする場合分譲地など煙が気になる、、、

そんな時は、煙が出ない炭で焼くバーベキューコンロもあるので、使用するのもオススメです。

ウッドデッキ | 子供やペットの遊び場

ウッドデッキ 子供やペットの遊び場

ウッドデッキに子供用のプールや、ブランコを設置して遊ぶことも出来ますね。

ペット用として柵を付けて遊ばせたり、大人用にハンモックを置いて、読書やお昼寝なんかも素敵ですね。


必要な広さは、プールや遊具の大きさにもよりますが、横幅2.5m×奥行2m ほどあると便利です。
ペット用であれば、走り回れるように、横幅を4.5mほどにするなど、広めにとることをお勧めします。

ウッドデッキ | シーツや布団干し

ウッドデッキ シーツや布団干し

最近はベランダで洗濯物を干す家庭が増えていますが、なかなか布団やシーツまで干すことが難しいですよね。

我が家でも行っているのですが、ウッドデッキがあると、気軽に布団やシーツを干すことができます。

ウッドデッキ 布団干し竿

我が家では、こんな風に【布団干し竿】を使っています。

伸縮性がある竿なので、延長すれば布団4枚まで楽に干せます。

シーツや薄めの毛布、枕などもここに干せるので、このスペースはとても便利です!


必要な広さは、一般的に横幅3m×奥行1.7mです。

ちなみに我が家は、30坪の土地ということもあり【横幅4.3×奥行1.6m】です。

布団やシーツも写真の通り干せますし、4.5人ほどであればバーベキューなどもすることができました。

まとめ

私もウッドデッキを設置するか迷っている際に、分からないことが多すぎてとても調べました。

当時私が調べたことを元に、この記事を書かせていただきました。

少しでも、ウッドデッキ施工のヒントになれば嬉しいです。

素敵なお庭とウッドデッキが完成しますように!

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